働くおっさん飯

レシピに頼らなくなるためのレシピ・雑記帳

ばあちゃんの自家製唐辛子

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実家に帰ると近くのばあちゃんが自家製の野菜を持してくれます。
ありがたい…!
今回は唐辛子を収穫したらしく大量にもらったので唐辛子についてなんやかんや書いてみます。(孫に唐辛子持すばあちゃんも持たされて大喜びの孫も変かもしれませんが是非見てね♪)


疲労回復から美肌効果まで!唐辛子が誇る最強パワー

唐辛子は、ナス科トウガラシ属の果実です。茄子のお仲間ってだけでちょっとびっくり。
唐辛子には、刺激的な辛さからは想像できないほど、健康や美容に良いとされる成分が多く含まれています。
今回は辛いだけではない、唐辛子が誇る様々なパワーをご紹介します。

カプサイシン

唐辛子に含まれるカプサイシンは、疲労回復、肥満予防、ダイエット効果などがあるといわれています。また、血行を促進し、代謝が良くなるので冷え性、肩こり改善も期待できます。
そのためカプサイシンは、汗をかくために運動や入浴の前に飲むサプリなどにも多く含まれている様です。

βカロテン・ビタミンE

意外と思われるかもしれませんが、唐辛子にはβ-カロテンやビタミンEといった栄養も含まれており、女性に嬉しい美肌効果もあります。抗酸化作用や免疫賦活作用など、男女問わず嬉しい効果があるそうです。
カプサイシンのダイエット効果に加え、アンチエイジングに効果的な唐辛子はまさに女性の味方ですね。

ビタミンC

こちらも意外ですが、ビタミンCも豊富に含んでいます。
体の中で作り出せないビタミン類、積極的に摂って疲労回復や免疫アップを期待しましょう。
ただし唐辛子は食べすぎると胃の粘膜を傷つけるなど逆効果になることがあるので、摂り過ぎには注意が必要です。
なんせ栄養豊富とはいえ唐辛子の過食部を考えれば100g摂りなさいとかキツいですもんね…

日々の食事に上手に取り入れて、健康的な体作りに役立てましょう。

唐辛子の保存法・調理法

写真のように乾燥させて鷹の爪として保存するのが一般的になると思います。(今回パリパリに乾燥してくれてるのと生のと持たせてくれてました…感謝…)
とはいえ鷹の爪は安価で手に入る食材ですし、生の唐辛子が手に入った時にはせっかくなので違った保存食にしてはどうでしょうか?

唐辛子の佃煮

水・醤油・みりん・砂糖などで煮詰めていけば、保存の効く唐辛子の佃煮が楽しめます。唐辛子の風味とピリッとした辛さが滲み出て癖になる味わいです。
砂糖の量で辛味を調整したり、濃縮タイプの麺つゆで簡単に仕上げたり、ニンニクチップとごま油に漬けてオリジナルの「食べるラー油風」に仕上げるなど、アレンジの幅も広いです。
色んな食材・料理に添えるだけでなく、これだけでご飯のおかずになる一品です。
今回ばあちゃんがくれた唐辛子はあまりに辛かったのでちょっとやめとこうかな…笑

唐辛子の自家製柚子胡椒

材料はシンプルで、唐辛子(青い頃の実)、青柚(7〜10月が旬の熟れる前の柚子)、塩のみです。
唐辛子はヘタとタネを取ってみじん切り、辛味の強いインパクトを残すならタネごと使うといいでしょう。
青柚子は皮を剥き、みじん切りにします。白いワタの部分がはいると苦味が出るので、丁寧に皮と分けて下さい。
刻んだものを合わせたら、あとは塩と合わせてすり混ぜるだけです。
冷蔵庫で1週間ほど寝かすのがオススメで、さらに1年ほどは熟成されていく味の変化も楽しめます。
市販品とは違った、出来立ての鮮明な辛さや香りを楽しむなら冷凍保存がオススメで、凍らせたまま使う分だけおろし器で削っていく使い方もあります。

まとめ

辛味だけでなく、香りも良いので唐辛子は少し入れてあげると色んな料理が格上げされる気がします。
パスタ、鍋、中華料理、調味料に漬け込んでオリジナル調味料にしたりお米の保存に入れて虫除けにするなど、使い道はたくさんあります。
日々の食卓にチョイ足してみて下さい。